最近の電子機器には様々なICが使用されているわけですが、そもそもICとは何を意味するものであるのかご存じでしょうか。ICとは、集積回路を意味するもので英語では「integratedcircuit」になり、この英単語の頭文字でICと呼んでいるわけです。内部には膨大な電子回路がありそこにはトランジスタや抵抗、ダイオードなどの能動素子および受動素子が含まれている、超小型回路ともいわれている電子部品です。種類にもよりますが、ICの中にはディスクリートで回路を作るとなると巨大なプリント基板にもなる、電子部品の実装数が数千から数万にも及ぶなどとても量産では難しいものもあるようです。

ICソケットは、これだけでは電子回路を構成することができるものではないけれども、ICソケットは文字通りICを取り付けるためのアクセサリー部品であり、これを使うことでICの保護や選定などに役立ちます。ICの保護というのは、取り付けを間違えたときに半田を取り除いて向きを正し、半田付けをする際の熱破壊の防止になるものです。ICソケットを使っているのであれば、半田を取り除くなどの作業工数が要りませんし複数のICを交換しながらより良いものを選びたいときなどもICソケットを使っていれば容易に選定ができるメリットもあるわけです。電子工作などで使う人も多いかと思われますが、ICソケットはICなど電子部品を購入できる通販サイトでも入手が可能です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です